ヒッキーブログ@プログラミング

プログラミングを学ぼう!!

プログラミング入門者が知っておきたい関連用語

こんにちは。引地啓です。

今回は、プログラミング入門者に知ってもらいたい関連用語をまとめてみました。

プログラミングスキルの習得のハードルが高い原因の一つに「専門性」があると思います。デジタルの世界特有の「横文字の連続」に、多くの人が悩まさされていると思います。コンピューター自体が、英語圏で作られたものなので、プログラミング言語も横文字が多くなっています。

プログラミング入門者が知っておきたい関連用語

f:id:puroguramuhikkki:20190910012042p:plain

 

①サーバー

サーバーとは「サービスを提供するコンピューター」のことです。サービス(Service)を提供するサーバー(Server)です。

インターネットに繋がっている他のコンピューターからの依頼を受け付けて、対応するデータを送り返してあげたり、誰かが求めている動作をするコンピューターになります。

例えば、レストランのウェイトレスのような役割で、ウェイトレスに料理を注文すれば、その料理をテーブルまで持ってきてくれますが、注文されたことを理解して、こちらの求めている対応をしてくれるのが「サーバー」です。

②クライアント(Client)

クライアントは直訳すると依頼人サーバーがサービス提供者なら、クライアントはそれを使う人です。レストランでいうと、客です。

③ブラウザ

ブラウザとは、「インターネット上にあるWebページ情報を画面上に表示するための閲覧ソフト」です。InternetExprolerやGoogleChromeなどが例です。

ブラウザがクライアントとしてサーバーに、「このページを見せてほしい」と依頼を投げて、サーバー側は「このページの内容はこんな内容です」と情報を送り返してくれます。

④インターネット

インターネットとは、「世界中に張り巡らされたネットワークの繋がり」のことを言います。

普段使用しているブラウザは、背後にインターネットという通信網を介して、様々な情報を見せてくれています。

⑤ネットワーク

ネットワークとは、「コンピューター同士が会話できるようにしているもの」です。

ISP(Internet Service Provider)

IPSとは、「有料でインターネットへのアクセスを提供する会社」のことです。

インターネット接続を行いたい人に対して、契約を行うことでサービスを提供する団体です。つまり、各人のインターネット接続を管理する団体ということです。

主なISPは、「OCN」「nifty」「So‐net」「BOGLOBE」などがあります。

⑦LAN(ラン)

LANとは、「ネットワークの種類の一つ」です。LANは会社内や家庭内でのローカルなネットワークです。

⑧WAN(Wide Area Network)

WAN(ワン)とは、「LANを繋げるための広い範囲のネットワーク」です。WANを使うためにはISPと契約する必要があります。例えば、日本国内に電話をかけられるスマホのようなイメージです。

⑨IP(Internet Protocol)

IPとは、「インターネット上のどこに存在するのかを表す住所」のようなものです。

現時点で主に扱われているものは「4つ」に区切られてた数字で表し、IPv4アドレスと呼びます。今は6つで区切るIPv6アドレスというものもあります。

例えば、IPは「はがきに書く宛名(住所)」のようなイメージです。相手の住所を書かないと届かないように、インターネット上でもお互いの住所を特定するためにIPというものがあります。

⑩Port

IPは相手のコンピューターを特定するのに使用するのに対し、Portは「そのコンピューターのサービスを特定するのに使用される数字」を指します。

ひとつのコンピューター(サーバー)の、Portで「このサービス」というように、IPとPortをセットで使用することで、相手のサービスを特定します。

IPが住所とすれば、Portは部屋番号のようなものです。

⑪URL

URLとは、「インターネット上に無数にある相手の住所を覚えやすく見やすい形で表現したもの」です。IPで表すと見づらいし覚えづらいので、URLという、人間が見て意味が分かる形でアクセスできるようにしています。

プロトコル

プロトコルとは、「お互いが共通認識している規格(約束事)」です。

イメージは信号です。

⑬HTTP(HyperText Transfer Protocol)

HTTPとは、「Web上の通信のルール」です。WebサイトのURL(ブラウザ上に出ている文字列)を見ても”http”または”https”から始まっていると思います。

それはHTTPというルールに基づいてアクセスして情報をもらっているという意味になります。

⑭ソフトウェア

ソフトウェアとは「コンピューター上で動作するもの」です。

特にユーザーに様々な便利機能を提供するために作られるものをアプリケーションソフトウェアと言います。

分かりやすいのは、ゲーム機に対するゲームソフトがソフトウェアに当たります。

⑮ハードウェア

ハードウェアとは「コンピューターが動作するために必要な物理的な部分」です。

キーボードやマウスなどがこれに当たります。

ゲームでいうとゲーム機本体です。

⑯HDD(ハードディスクドライブ)

HDDとは、「データを保存するための装置」です。コンピューターは電気的な情報を使いますが、電源を落としたらその情報は消えてしまいます。そこでHDDというところに磁気データとして書き込んで、電源を切ってもその情報が残るようにしています。

机の引き出しのようなイメージです。

SSDエスエスディ)

SDDとは、役割としてはHDDと同様の位置づけになります。

SDDはHDDと違った方法(半導体素子という物を使った方法)で情報を記録するため、HDDに比べてデータの読み書きが早いという特徴があります。ただ、HDDより高額です。

⑱メモリ

メモリとは、「コンピューターの作業スペース」のことです。

机のスペースのイメージです。

⑲CPU

CPUとは、「コンピューターの頭脳(中央処理装置)」のことです。

メモリに様々なデータを展開して、それをCPUで計算、計算結果をまたメモリに戻してと、連続で計算を行っています。また各種ハードウェアともやり取りして各種制御も行います。

CPUは机で作業する人間です。

⑳OS

OSとは、システムソフトウェアと呼ばれるもので、基本ソフトと呼ばれることもあります。ハードウェアの操作を抽象的にしてくれる(人間に分かりやすくしてくれる)ものになります。

主な種類は「windows」「MacOSX」「Android」「iOS」「Unix」「Linux」などがあります。

OSのイメージは、空港の管制室のようなものです。OSが中心になって制御の指示を出したりしていて、OSの許可無しでは勝手に動いたり出来ません。

テキストエディタ

テキスト(Text)をエディット(Edit)するテキストエディタとは、「文章を編集するためのアプリ」のことです。

高性能なメモ帳のようなもので、プログラマにとってテキストエディタは、料理人にとっての包丁のようなイメージです。

プログラミングなどを書くときにずっと触れているものなので、できればこだわった方がいいです。

㉒データベース

データベース(DB)とは「データをすぐに取り出せるように集めたもの」です。

例えば顧客データベースとして、会員番号、顧客の名前、メールアドレス、電話番号などが登録されている場合、一瞬で会員番号からその人の個人情報を確認することができます。

様々なExcelファイルを組み合わせているイメージです。

㉓UI(User Interface

UIとは「ユーザー(使用者)に提供するインターフェース(コンピューターなどを操作するための方法・見た目)」のことです。

iPhoneは超高性能・喜納を持ち合わせたデジタル機器にも関わらず、とても使いやすいです。それはUIが優れているからなんです。

UFOキャッチャーがそれにあたります。

GUI(Graphical User Interface

GUIとは、「グラフィカルにユーザーが操作できるように仕組みを提供してくれること、あるいはそれそのもの」のことです。

例えば、マウスでデスクトップに置いているファイルをダブルクリックで開くことができる、という見た目で分かりやすい仕組み(操作方法)です。

コンピューターとテレビ電話しているイメージです。画面に見えるので分かりやすくなります。

CUI(Character User Interface

CUI(シーユーアイ)とは、「コンピューター専用のアプリ上で文字を入力し操作をする仕組みを提供してくれること、あるいはそれそのもの」のことです。

GUIはマウスなどでクリックしたりして、自分がやりたいことをコンピューターに伝えていましたが、CUIは文字を打つことで伝えます。

プログラミングを始める前は詳しく知る必要はありませんが、Rubyなどを本格的に使う際には必要なので、言葉として抑えておきましょう。

CUIはコンピューターとチャットしているイメージです。タイピングスピードを上げないと素早く会話が出来ません。

 

f:id:puroguramuhikkki:20190910012411p:plain


 

プログラミングで稼いでいく上で以上の用語は必ず耳にしたり目にしたりすると思います。言葉だけでも、名前だけでも覚えて帰ってね。

 

 

最後まで見ていただきありがとうございます。

今後ともよろしくお願いします。

またお会いしましょう。