プログラミング学習 人工知能
こんにちは。引地啓です。
今回は、プログラミングを勉強する中で必ず聞く「AI」「人工知能」という言葉をピックアップし、記事に書こうと思います。
人工知能
人工知能という言葉を聞いて、どんなものを思い浮かべますか?
一番分かりやすいのは「ドラえもん」だと思います。ドラえもんには機械だけど自我があり、自分で考えたりしゃべったり、ロボットだけど人間と同じように行動するものを思い浮かべると思います。
あと個人的にめっちゃ大好きなアニメ「STEINS;GATE」です。
牧瀬紅莉栖という、天才科学者と言われるヒロインの記憶データを転用した、アマデウスという人工知能があります。そのアニメでは記憶に意識が連動しているという前提なんですが、ヒロインの記憶をプログラムに埋め込むことで、ヒロインと同じ思考の人工知能、つまりコピーを作り上げています。
どちらもフィクションの世界ですが夢のある話ですね。
「計算」という概念と「コンピューター」という道具を用いて「知能」を研究する計算機科学の一分野を指す語
言語の理解や推論、問題解決などの知的行動を人間に代わってコンピューターに行わせる技術
計算機(コンピュータ)による知的な情報処理システムの設計や実現に関する研究分野
などと書かれています。
つまり人工知能とは、「膨大なデータを記憶のように蓄積することができ、脳と同じかそれ以上の速度でそのデータを計算し、さらに我々人間のように答えまで出すことができるコンピューター」ということです。
人工知能の歴史
人工知能の発展によって、2045年にシンギュラリティーと呼ばれる人工知能が人類を超えるという話も出ていますが、実際、現状どうなっているのか、気になっている人が多いと思います。
現状を知る前に、人工知能の歴史をおさらいします。
最初のブームは1950年代後半から1960年にかけての第一次ブームです。
その後、1980年代にも第二ブームが来ましたが、そのいずれも今ほどの盛り上がりは見せず、本来の人工知能の可能性が理解されない状況のままブームが去っていきました。
そして2010年頃から第三ブームを皮切りに今の人工知能ブームが続いており、今後さらに盛り上がっていくと予想されています。
この第三ブームが依然の2つの人工知能ブームと決定的な違っているのは、実際のテクノロジーが人工知能を実用的に活用するに足りるレベルにまで進化してきたという背景があります。
要するに、多くの人が「これはすごいんじゃないか?」とリアルに感じられる程度に技術革新が起こったということです。
人工知能の進化を支えるディープラーニングという技術
人工知能を語る上で無視できない技術にディープラーニングというものがあります。
ディープラーニング無しに今の人工知能ブームは無かったと言えるくらい人工知能の進化を中枢から支えている重要な技術がディープラーニングです。
ディープラーニングとは、「コンピューターがデータを元に、まさに人間が頭で考えるようにその物事の特徴を抽出して判断できるというニュートラルネットワークというものを用いた学習」のことです。
要するに、人工知能が人間の脳と同じような判断ができるようになったのが、このディープラーニングという技術ができたからということです。
これが実現に至った背景には、ビックデータと呼ばれる大量のデータを保存、処理ができるようになったことが影響しています。
人工知能の現状は
第三ブームを迎えてからもうすぐ10年が経とうとしている現在の人工知能がどのようになっているのかをお話ししたいと思います。
現在は開発競争の時代に突入
これから人工知能の盛り上がりがさらに大きくなっていくこともあり、現在はいろいろな企業によって人工知能の開発が行われています。IBMが開発したWatoson(ワトソン)や、iPhoneに搭載された「Siri」、amazon Echoの「アレクサ」、LINEの「りんなちゃん」などが有名だと思います。
世界的な企業から、中小企業まで、開発されている人工知能は数知れず。これからもっと増えてくる可能性もあります。
世界規模のIT市場の奪い合いが、今まさに行われている「歴史の転換点」に僕たちはいます。
人工知能の将来性は
今まさに、人工知能がものすごい勢いで進化している最中です。
2045年にシンギュラリティーが訪れるかもしれないと言われていますが、実際に僕たちの生活がどう変化していくのかを考えてみたいと思います。
人工知能がもたらすメリット
人工知能がもたらす最大の変化はもちろん「機械の自動化」です。例えば自動運転だったり、工場などの単純労働、農業なんかも自動化が進んでいます。
少子高齢化がどの国よりも進んでいる日本は、「大変なことになる」って思っている人が多いと思いますが、このITの世界で考えるとむしろ逆です。
早く人が少なくなるから、「少子高齢化した国にテクノロジーを実装した結果のデータ」が、どこよりも早く日本が手に入れることができるんです。日本でIT改革を頑張って進めたらの話ですが。
この人口減少による労働力不足を、人工知能がまかなうことができると期待されています。
しかもこの労働力、人間と違い24時間動くことが可能ですので、ますます人が働かなくてもいい状況になるというわけです。
人工知能の成長により需要が増すAIエンジニア
IT市場が右肩上がりに成長していくのはほぼほぼ決まっているのですが、それと同時に需要が増すのがAIエンジニアです。
人工知能を開発したり、メンテナンスしたりなどの役割の人が必ず必要となります。
AIエンジニアの受け皿は増えることはほぼ確定しているので、今のうちにプログラミングを勉強しておくと、将来有利になるのは火を見るよりも明らかです。
今のIT業界で、人工知能は切っても切り離せない存在です。AIエンジニアになれば高収入も狙える上、画期的な人工知能を開発できれば、一攫千金も狙える可能性だってありる、ロマンのある世界だと、僕は思います。
興味が出たなら、すぐにでもプログラミングを勉強してみましょう。
最後まで見ていただきありがとうございます。
今後ともよろしくお願いします。
またお会いしましょう。